يَـٰٓأَيُّهَا ٱلنَّاسُ ٱتَّقُوا۟ رَبَّكُمْ ۚ إِنَّ زَلْزَلَةَ ٱلسَّاعَةِ شَىْءٌ عَظِيمٌۭ ﴿١﴾
人々よ、命じられたことを果たし、禁じられたことをやめることで、あなたたちの主を意識せよ。清算の日に伴って生じ る大地震その他の恐ろしい出来事は一大事であり、アッラーを喜ばせるような善行でもってそれに備えねばならない。
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マディーナ章 · 78 節
يَـٰٓأَيُّهَا ٱلنَّاسُ ٱتَّقُوا۟ رَبَّكُمْ ۚ إِنَّ زَلْزَلَةَ ٱلسَّاعَةِ شَىْءٌ عَظِيمٌۭ ﴿١﴾
人々よ、命じられたことを果たし、禁じられたことをやめることで、あなたたちの主を意識せよ。清算の日に伴って生じ る大地震その他の恐ろしい出来事は一大事であり、アッラーを喜ばせるような善行でもってそれに備えねばならない。
يَوْمَ تَرَوْنَهَا تَذْهَلُ كُلُّ مُرْضِعَةٍ عَمَّآ أَرْضَعَتْ وَتَضَعُ كُلُّ ذَاتِ حَمْلٍ حَمْلَهَا وَتَرَى ٱلنَّاسَ سُكَـٰرَىٰ وَمَا هُم بِسُكَـٰرَىٰ وَلَـٰكِنَّ عَذَابَ ٱللَّهِ شَدِيدٌۭ ﴿٢﴾
ى その日、授乳中の母親が乳飲み子への気をそらし、恐ろしさのあまり妊婦が流産してしまうのを見るだろう。そして人々 は壮絶な状況を前に際してまるで酔っ払いのように理性を失ったかのような状態となるのを見るだろう。酒を飲んだわけ ではないが、アッラーの懲罰があまりに恐ろしく、理性を失わせたのである。
وَمِنَ ٱلنَّاسِ مَن يُجَـٰدِلُ فِى ٱللَّهِ بِغَيْرِ عِلْمٍۢ وَيَتَّبِعُ كُلَّ شَيْطَـٰنٍۢ مَّرِيدٍۢ ﴿٣﴾
中にはよって立つ知識もなく、その思い込みや言説において主に歯向かう悪魔たちや道に迷った指導者たちに従い、死者 復活へのアッラーの御力に反論する人々がいる。
كُتِبَ عَلَيْهِ أَنَّهُۥ مَن تَوَلَّاهُ فَأَنَّهُۥ يُضِلُّهُۥ وَيَهْدِيهِ إِلَىٰ عَذَابِ ٱلسَّعِيرِ ﴿٤﴾
人間やジンの悪魔からなるそうした反抗者には、その者に従い、その主張を信じた者は真理の道を踏み外し、不信仰や違 反行為とともに炎の懲罰へと連行されると定められた。
يَـٰٓأَيُّهَا ٱلنَّاسُ إِن كُنتُمْ فِى رَيْبٍۢ مِّنَ ٱلْبَعْثِ فَإِنَّا خَلَقْنَـٰكُم مِّن تُرَابٍۢ ثُمَّ مِن نُّطْفَةٍۢ ثُمَّ مِنْ عَلَقَةٍۢ ثُمَّ مِن مُّضْغَةٍۢ مُّخَلَّقَةٍۢ وَغَيْرِ مُخَلَّقَةٍۢ لِّنُبَيِّنَ لَكُمْ ۚ وَنُقِرُّ فِى ٱلْأَرْحَامِ مَا نَشَآءُ إِلَىٰٓ أَجَلٍۢ مُّسَمًّۭى ثُمَّ نُخْرِجُكُمْ طِفْلًۭا ثُمَّ لِتَبْلُغُوٓا۟ أَشُدَّكُمْ ۖ وَمِنكُم مَّن يُتَوَفَّىٰ وَمِنكُم مَّن يُرَدُّ إِلَىٰٓ أَرْذَلِ ٱلْعُمُرِ لِكَيْلَا يَعْلَمَ مِنۢ بَعْدِ عِلْمٍۢ شَيْـًۭٔا ۚ وَتَرَى ٱلْأَرْضَ هَامِدَةًۭ فَإِذَآ أَنزَلْنَا عَلَيْهَا ٱلْمَآءَ ٱهْتَزَّتْ وَرَبَتْ وَأَنۢبَتَتْ مِن كُلِّ زَوْجٍۭ بَهِيجٍۢ ﴿٥﴾
人々よ、もしあなたたちが死後の復活に関するわれらの力に疑いを持つなら、あなたたちの創造についてよく考えてみ よ。われらはあなたたちの父祖アーダムを土から創った。それからその子孫を男が女の子宮に射出する精子によって創っ た。それからその精子は血の塊となり、それからその血の塊はかみ砕かれた肉の欠片のような肉片となり、それからその 肉片は生きた赤子として生まれてくるまで姿かたちの整った被造物として子宮に残るか、あるいは不整合な被造物として 子宮が流してしまうかとした。それはあなたたちの創造の段階を通してわれらの力をあなたたちに明らかにするためであ る。われらは子宮の中で胎児が生まれるまでの9か月という定めの期間落ち着かせ、それからあなたたちを子供として母 親の胎内から出でさせるのである。やがて力と理性の成熟に達するだろう。中にはその前に死んでしまう者もいるが、中 には老齢に達して力や理性が弱まり、子供よりもひどく無力な状態になって自分がどんなことをしていたかわからなくな るまで生きる者もいる。また、植物が一つもない枯れた大地に雨をわれらが降らせれば、植物が芽生え始め、植物が生い 茂るようになり、様々なすべての植物からそれぞれ実が成る美しい光景を見るだろう。 ページ 1 / 12 بلغ クルアーン · 注釈
ذَٰلِكَ بِأَنَّ ٱللَّهَ هُوَ ٱلْحَقُّ وَأَنَّهُۥ يُحْىِ ٱلْمَوْتَىٰ وَأَنَّهُۥ عَلَىٰ كُلِّ شَىْءٍۢ قَدِيرٌۭ ﴿٦﴾
あなたたちの創造の初期段階から出生の状態に至るまで、われらがあなたたちに述べたことは、あなたたちが崇めている 偶像とは違って疑いの余地なく真理なる御方であり、あなたたちを創造されたアッラーを信じるためであり、かれが死者 を蘇らせ、全能なる御方であり、なにものもかれを打ち負かすことはできないことを信じるためである。
وَأَنَّ ٱلسَّاعَةَ ءَاتِيَةٌۭ لَّا رَيْبَ فِيهَا وَأَنَّ ٱللَّهَ يَبْعَثُ مَن فِى ٱلْقُبُورِ ﴿٧﴾
それから最後の時が間違いなくやって来るのを信じ、アッラーが死者をその墓から復活させ、その行いに応じて報いられ るのを信じるためである。
وَمِنَ ٱلنَّاسِ مَن يُجَـٰدِلُ فِى ٱللَّهِ بِغَيْرِ عِلْمٍۢ وَلَا هُدًۭى وَلَا كِتَـٰبٍۢ مُّنِيرٍۢ ﴿٨﴾
不信仰者の中には、真理到達に必要な知識もなく、道を示す導き手に従うわけでもなく、導きとなるアッラーから啓示さ れた光輝く書物に従うわけでもなく、アッラーの唯一性について議論する者がいる。
ثَانِىَ عِطْفِهِۦ لِيُضِلَّ عَن سَبِيلِ ٱللَّهِ ۖ لَهُۥ فِى ٱلدُّنْيَا خِزْىٌۭ ۖ وَنُذِيقُهُۥ يَوْمَ ٱلْقِيَـٰمَةِ عَذَابَ ٱلْحَرِيقِ ﴿٩﴾
人々を信仰やアッラーの教えに入信することから遠ざけるため、傲慢に首を突き出す者たち。この特徴を持つ者は、やが て受ける懲罰によってこの世でも卑しめられ、燃え盛る懲罰をあの世でわれらが味わわせるだろう。
ذَٰلِكَ بِمَا قَدَّمَتْ يَدَاكَ وَأَنَّ ٱللَّهَ لَيْسَ بِظَلَّـٰمٍۢ لِّلْعَبِيدِ ﴿١٠﴾
彼には言われるのだ。「お前が味わう懲罰は、お前が得た不信仰や違反行為のせいだ。アッラーは罪がなければ誰も罰し たりはされないのだ。」
وَمِنَ ٱلنَّاسِ مَن يَعْبُدُ ٱللَّهَ عَلَىٰ حَرْفٍۢ ۖ فَإِنْ أَصَابَهُۥ خَيْرٌ ٱطْمَأَنَّ بِهِۦ ۖ وَإِنْ أَصَابَتْهُ فِتْنَةٌ ٱنقَلَبَ عَلَىٰ وَجْهِهِۦ خَسِرَ ٱلدُّنْيَا وَٱلْـَٔاخِرَةَ ۚ ذَٰلِكَ هُوَ ٱلْخُسْرَانُ ٱلْمُبِينُ ﴿١١﴾
人々の中には、疑いを持ちながらアッラーにお仕えする精神が不安定な者もいる。健康や富などのよいことが起これば、 信仰やアッラーへの崇拝にあり続けるが、病気や貧困に襲われれば自分の宗教に悲観的になり、背教してしまう。この世 を損ない、不信仰が当人の定めとして記されていないこの世の幸運を増やしてくれることはなく、やがて出くわすアッラ ーの懲罰によりあの世も損なうことになる。それこそが明らかな損失なのである。
يَدْعُوا۟ مِن دُونِ ٱللَّهِ مَا لَا يَضُرُّهُۥ وَمَا لَا يَنفَعُهُۥ ۚ ذَٰلِكَ هُوَ ٱلضَّلَـٰلُ ٱلْبَعِيدُ ﴿١٢﴾
アッラーのほかにたとえ背いても害をなすことはなく、たとえ従っても益をもたらすことのない偶像を崇める。偶像への その祈りは、害にも益にもならない。それこそが真理から遠く離れ去った迷いである。
يَدْعُوا۟ لَمَن ضَرُّهُۥٓ أَقْرَبُ مِن نَّفْعِهِۦ ۚ لَبِئْسَ ٱلْمَوْلَىٰ وَلَبِئْسَ ٱلْعَشِيرُ ﴿١٣﴾
この偶像を崇める不信仰者は、失った益よりも相応しい害により近い。役立つどころかむしろ害をもたらすような崇めら れるもののなんとひどいことか。助けを求める援助者として、連れ添う友としてなんとひどいことか。 ページ 2 / 12 بلغ クルアーン · 注釈
إِنَّ ٱللَّهَ يُدْخِلُ ٱلَّذِينَ ءَامَنُوا۟ وَعَمِلُوا۟ ٱلصَّـٰلِحَـٰتِ جَنَّـٰتٍۢ تَجْرِى مِن تَحْتِهَا ٱلْأَنْهَـٰرُ ۚ إِنَّ ٱللَّهَ يَفْعَلُ مَا يُرِيدُ ﴿١٤﴾
本当にアッラーはかれを信じてよい行いをする者たちを、城下を川が流れる天国に入れてくださる。アッラーはそのお慈 悲で誰に慈悲をかけるか、その罰で誰を罰するか、お望みのことをなされる。完全無欠なかれに無理強いさせることので きる者はいない。
مَن كَانَ يَظُنُّ أَن لَّن يَنصُرَهُ ٱللَّهُ فِى ٱلدُّنْيَا وَٱلْـَٔاخِرَةِ فَلْيَمْدُدْ بِسَبَبٍ إِلَى ٱلسَّمَآءِ ثُمَّ لْيَقْطَعْ فَلْيَنظُرْ هَلْ يُذْهِبَنَّ كَيْدُهُۥ مَا يَغِيظُ ﴿١٥﴾
كيده ما يغيظ アッラーがその預言者(祝福と平安あれ)をこの世とあの世で助けることはないと思う者は、家の天井からロープを垂らし て首を吊るがよい。それから自分の内側にあるその憎しみが消え去ったかどうかをよく見てみよ。反抗者が好むと好まざ るとにかかわらず、アッラーはその預言者を助けられるのである。
وَكَذَٰلِكَ أَنزَلْنَـٰهُ ءَايَـٰتٍۭ بَيِّنَـٰتٍۢ وَأَنَّ ٱللَّهَ يَهْدِى مَن يُرِيدُ ﴿١٦﴾
復活への明らかな証の数々をわれらはあなたたちに示したように、ムハンマド(祝福と平安あれ)にわれらはクルアーンと明 らかな印の数々を下した。アッラーはその恩恵によりお望みの者に導きの道への成功を与えられるのである。
إِنَّ ٱلَّذِينَ ءَامَنُوا۟ وَٱلَّذِينَ هَادُوا۟ وَٱلصَّـٰبِـِٔينَ وَٱلنَّصَـٰرَىٰ وَٱلْمَجُوسَ وَٱلَّذِينَ أَشْرَكُوٓا۟ إِنَّ ٱللَّهَ يَفْصِلُ بَيْنَهُمْ يَوْمَ ٱلْقِيَـٰمَةِ ۚ إِنَّ ٱللَّهَ عَلَىٰ كُلِّ شَىْءٍۢ شَهِيدٌ ﴿١٧﴾
ى この共同体とユダヤ教徒、サービア教徒(ある預言者たちの信奉者)、キリスト教徒、ゾロアスター教徒、偶像崇拝者の中 でアッラーを信じる者は、アッラーは彼らの間を清算の日に裁かれ、信者は天国へ、その他は火獄へ入れられるだろう。 本当にアッラーは僕たちの言動すべての証言者であり、何一つ不明瞭なことはなく、それに応じて報いられるのである。
أَلَمْ تَرَ أَنَّ ٱللَّهَ يَسْجُدُ لَهُۥ مَن فِى ٱلسَّمَـٰوَٰتِ وَمَن فِى ٱلْأَرْضِ وَٱلشَّمْسُ وَٱلْقَمَرُ وَٱلنُّجُومُ وَٱلْجِبَالُ وَٱلشَّجَرُ وَٱلدَّوَآبُّ وَكَثِيرٌۭ مِّنَ ٱلنَّاسِ ۖ وَكَثِيرٌ حَقَّ عَلَيْهِ ٱلْعَذَابُ ۗ وَمَن يُهِنِ ٱللَّهُ فَمَا لَهُۥ مِن مُّكْرِمٍ ۚ إِنَّ ٱللَّهَ يَفْعَلُ مَا يَشَآءُ ۩ ﴿١٨﴾
使徒よ、あなたは知らなかったのか。諸天の天使たちや大地の人間やジンの信者たちが忠誠の平伏礼をし、太陽や月、空 の星や山や木や動物が服従の平伏礼をするのを。多くの人々が忠誠の平伏礼をする一方で、多くの人々がそれを拒みもす る。彼らにはその不信仰でアッラーの懲罰を受けるに相応しい身となってしまう。本人の不信仰によりアッラーから恥辱 を与えられる者には、誰一人丁重に扱ってくれる者などいない。アッラーはお望みのことをなされ、完全無欠なかれに無 理強いさせることのできる者はいない。
۞ هَـٰذَانِ خَصْمَانِ ٱخْتَصَمُوا۟ فِى رَبِّهِمْ ۖ فَٱلَّذِينَ كَفَرُوا۟ قُطِّعَتْ لَهُمْ ثِيَابٌۭ مِّن نَّارٍۢ يُصَبُّ مِن فَوْقِ رُءُوسِهِمُ ٱلْحَمِيمُ ﴿١٩﴾
自分たちのほうが正しいと主について言い争う二つの集団がある。信仰の集団と、不信仰の集団である。不信仰の集団に ついては、服がそれを着る人を覆うように炎に覆われることになり、これ以上ない熱さの熱湯を頭の上からかけられるの である。 ページ 3 / 12 بلغ クルアーン · 注釈
يُصْهَرُ بِهِۦ مَا فِى بُطُونِهِمْ وَٱلْجُلُودُ ﴿٢٠﴾
お腹の中にあるものが激しい熱さで溶けてしまい、皮をつたっては溶ける。 ولهم مقمع من حديد
وَلَهُم مَّقَـٰمِعُ مِنْ حَدِيدٍۢ ﴿٢١﴾
彼らには火獄の中に鉄でできた金槌(かなづち)があり、天使たちがそれで頭を打ち付けるのである。
كُلَّمَآ أَرَادُوٓا۟ أَن يَخْرُجُوا۟ مِنْهَا مِنْ غَمٍّ أُعِيدُوا۟ فِيهَا وَذُوقُوا۟ عَذَابَ ٱلْحَرِيقِ ﴿٢٢﴾
火獄の中で味わわされる苦痛があまりに激しいためにそこから逃げ出そうとするたびに戻され、言われるのだ。「燃え盛 る懲罰を味わえ」と。
إِنَّ ٱللَّهَ يُدْخِلُ ٱلَّذِينَ ءَامَنُوا۟ وَعَمِلُوا۟ ٱلصَّـٰلِحَـٰتِ جَنَّـٰتٍۢ تَجْرِى مِن تَحْتِهَا ٱلْأَنْهَـٰرُ يُحَلَّوْنَ فِيهَا مِنْ أَسَاوِرَ مِن ذَهَبٍۢ وَلُؤْلُؤًۭا ۖ وَلِبَاسُهُمْ فِيهَا حَرِيرٌۭ ﴿٢٣﴾
信仰の集団はアッラーを信じて善い行いをした者たちであり、アッラーは城下や木々の根元を川が流れる天国に入れてく ださる。アッラーは彼らを金の腕輪や真珠の腕輪で着飾ってくださり、そこでの衣服は絹となるのである。
وَهُدُوٓا۟ إِلَى ٱلطَّيِّبِ مِنَ ٱلْقَوْلِ وَهُدُوٓا۟ إِلَىٰ صِرَٰطِ ٱلْحَمِيدِ ﴿٢٤﴾
アッラーは彼らをこの世で良い言葉へ導かれた。例えばそれは、「アッラーのほかに神なし」や「アッラーは至大なり」 「アッラーにすべての称賛あれ」などである。それからかれは彼らを誉れあるイスラームの道へと導かれた。
إِنَّ ٱلَّذِينَ كَفَرُوا۟ وَيَصُدُّونَ عَن سَبِيلِ ٱللَّهِ وَٱلْمَسْجِدِ ٱلْحَرَامِ ٱلَّذِى جَعَلْنَـٰهُ لِلنَّاسِ سَوَآءً ٱلْعَـٰكِفُ فِيهِ وَٱلْبَادِ ۚ وَمَن يُرِدْ فِيهِ بِإِلْحَادٍۭ بِظُلْمٍۢ نُّذِقْهُ مِنْ عَذَابٍ أَلِيمٍۢ ﴿٢٥﴾
ومن يرد فيه بإلحادبظلم نذقهمن عذاب أليم アッラーを信じようとせず、他の人たちをイスラームから遠ざけようとし、フダイビヤの(和議の)年(ヒジュラ暦年≒西暦 627年)に多神教徒がしたように禁忌のある礼拝所から人々を遠ざける者には、われらは痛ましい懲罰を味わわせるだろ う。われらが人々の礼拝の方角とし、ハッジ(大巡礼)やウムラ(小巡礼)の儀礼を果たす場所の一つとされたかの礼拝所で は、マッカ在住の者もそうでない来訪者も等しく、わざと違反行為をしようとして真理から逸れる者には、われらは痛ま しい懲罰を味わわせるだろう。
وَإِذْ بَوَّأْنَا لِإِبْرَٰهِيمَ مَكَانَ ٱلْبَيْتِ أَن لَّا تُشْرِكْ بِى شَيْـًۭٔا وَطَهِّرْ بَيْتِىَ لِلطَّآئِفِينَ وَٱلْقَآئِمِينَ وَٱلرُّكَّعِ ٱلسُّجُودِ ﴿٢٦﴾
使徒よ、われらがイブラーヒーム(平安あれ)に行方知れずとなっていた館の場所とその境界線を明らかにしたときのこと を思い起こせ。そして彼にわれを崇めるうえで同列の者を置かず、われにのみ仕え、わが館を回礼する者や礼拝する者の ために物心両面で清めよと啓示したときのことを。
وَأَذِّن فِى ٱلنَّاسِ بِٱلْحَجِّ يَأْتُوكَ رِجَالًۭا وَعَلَىٰ كُلِّ ضَامِرٍۢ يَأْتِينَ مِن كُلِّ فَجٍّ عَمِيقٍۢ ﴿٢٧﴾
またわれらがあなた(預言者イブラーヒーム)に建立を命じた館に巡礼するよう人々に呼びかけたときのことを。歩きで、 あるいは歩き疲れた家畜に乗ってやって来る者や、遠方からラクダに担がれてやって来る者もある。 ページ 4 / 12 بلغ クルアーン · 注釈
لِّيَشْهَدُوا۟ مَنَـٰفِعَ لَهُمْ وَيَذْكُرُوا۟ ٱسْمَ ٱللَّهِ فِىٓ أَيَّامٍۢ مَّعْلُومَـٰتٍ عَلَىٰ مَا رَزَقَهُم مِّنۢ بَهِيمَةِ ٱلْأَنْعَـٰمِ ۖ فَكُلُوا۟ مِنْهَا وَأَطْعِمُوا۟ ٱلْبَآئِسَ ٱلْفَقِيرَ ﴿٢٨﴾
罪の赦しや報奨の獲得、信徒間の機運統一などの利益を得るため、そして定めの日々、すなわちズルヒッジャ月10日とそ の後の三日間に捧げる供儀にアッラーの御名を唱え、ラクダや牛や羊といった恵みをアッラーに感謝するためである。よ ってそれらの供儀から食べ、貧困にあえぐ者に食べさせるがよい。
ثُمَّ لْيَقْضُوا۟ تَفَثَهُمْ وَلْيُوفُوا۟ نُذُورَهُمْ وَلْيَطَّوَّفُوا۟ بِٱلْبَيْتِ ٱلْعَتِيقِ ﴿٢٩﴾
それからハッジの残りの儀礼を果たし、剃髪で禁忌の状態を解除し、爪を切り、巡礼着をまとって禁忌の状態になること で積もった体の汚れを洗い流せ。そしてハッジやウムラ、あるいはハドユ(贖いの供儀)といった自分に課した行いを全う し、アッラーが不当な権力を振りかざす輩から解放した館(カアバ殿)を大挙の回礼でもって回礼せよ。
ذَٰلِكَ وَمَن يُعَظِّمْ حُرُمَـٰتِ ٱللَّهِ فَهُوَ خَيْرٌۭ لَّهُۥ عِندَ رَبِّهِۦ ۗ وَأُحِلَّتْ لَكُمُ ٱلْأَنْعَـٰمُ إِلَّا مَا يُتْلَىٰ عَلَيْكُمْ ۖ فَٱجْتَنِبُوا۟ ٱلرِّجْسَ مِنَ ٱلْأَوْثَـٰنِ وَٱجْتَنِبُوا۟ قَوْلَ ٱلزُّورِ ﴿٣٠﴾
剃髪と爪を切ること、体の汚れを取り除くことで禁忌の状態を解除し、誓いを果たし、館(カアバ殿)を回礼するといった あなたたちが命じられたことが、アッラーがあなたたちに義務付けたことである。よってアッラーが義務付けられたこと を尊べ。巡礼着をまとった禁忌状態でアッラーが避けるよう命じられたことやアッラーの定めた境界線を尊び、禁止を犯 さないように避けることは、アッラーの御許においてはその当人にとってこの世とあの世で良いこととなる。人々よ、ラ クダや牛や羊といった家畜はあなたたちに許可された。何頭か子どものできたラクダであるハーミーや、ある数の子を産 むと耳の切られるラクダであるバヒーラ、メスを産み続けたワスィーラというラクダを特に禁じられたわけではない。か れが禁じたのは、死肉や血などクルアーンで見つけられるものだけである。偶像という穢れを遠ざけ、アッラーやその被 造物に対する嘘偽りから遠ざかれ。
حُنَفَآءَ لِلَّهِ غَيْرَ مُشْرِكِينَ بِهِۦ ۚ وَمَن يُشْرِكْ بِٱللَّهِ فَكَأَنَّمَا خَرَّ مِنَ ٱلسَّمَآءِ فَتَخْطَفُهُ ٱلطَّيْرُ أَوْ تَهْوِى بِهِ ٱلرِّيحُ فِى مَكَانٍۢ سَحِيقٍۢ ﴿٣١﴾
س حيق かれがよしとする宗教以外の宗教に傾いてしまわないようにそれらを避けよ。信仰行為においてかれに誰一人として(同位 者を)並べ立ててはならない。アッラーに別の者を並び立てる者は、天から落ちたに等しい。鳥がその肉と骨をついばむ か、風が遠い所へ飛ばしてしまうだろう。
ذَٰلِكَ وَمَن يُعَظِّمْ شَعَـٰٓئِرَ ٱللَّهِ فَإِنَّهَا مِن تَقْوَى ٱلْقُلُوبِ ﴿٣٢﴾
それがアッラーの命じられたことであり、かれのみにお仕えし、かれに純真な気持ちを捧げ、偶像や嘘偽りを避けること である。贖いの供儀やハッジの諸儀礼もその一つである、様々な宗教の印を尊ぶ者は、主を意識する心があるからこそ、 م それらを尊ぶのである。
لَكُمْ فِيهَا مَنَـٰفِعُ إِلَىٰٓ أَجَلٍۢ مُّسَمًّۭى ثُمَّ مَحِلُّهَآ إِلَى ٱلْبَيْتِ ٱلْعَتِيقِ ﴿٣٣﴾
あなたたちが館(カアバ殿)で屠る供儀には様々な利益がある。例えば乗り物や毛皮や家畜増大の子孫や乳である。それは アッラーが不当な権力を振りかざす輩から解放した館(カアバ殿)のそばで犠牲を捧げてから一定の期間続く。 ページ 5 / 12 بلغ クルアーン · 注釈
وَلِكُلِّ أُمَّةٍۢ جَعَلْنَا مَنسَكًۭا لِّيَذْكُرُوا۟ ٱسْمَ ٱللَّهِ عَلَىٰ مَا رَزَقَهُم مِّنۢ بَهِيمَةِ ٱلْأَنْعَـٰمِ ۗ فَإِلَـٰهُكُمْ إِلَـٰهٌۭ وَٰحِدٌۭ فَلَهُۥٓ أَسْلِمُوا۟ ۗ وَبَشِّرِ ٱلْمُخْبِتِينَ ﴿٣٤﴾
過去の共同体すべてにアッラーへの犠牲として血を流す儀式があった。ラクダや牛や羊といった家畜の恩恵をアッラーに 感謝して、供儀に差し出す家畜を屠る際にアッラーの御名を唱えればと期待してのことである。人々よ、あなたたちが本 当に崇めるべきは唯一でありかれにのみ従順で忠実であれ。使徒よ、恐れ畏まる誠実な者たちには、彼らが喜ぶことを告 げよ。
ٱلَّذِينَ إِذَا ذُكِرَ ٱللَّهُ وَجِلَتْ قُلُوبُهُمْ وَٱلصَّـٰبِرِينَ عَلَىٰ مَآ أَصَابَهُمْ وَٱلْمُقِيمِى ٱلصَّلَوٰةِ وَمِمَّا رَزَقْنَـٰهُمْ يُنفِقُونَ ﴿٣٥﴾
アッラーが言及されるとその懲罰を恐れ、そのご命令に背くことから遠ざかろうとし、試練に襲われれば耐え忍び、礼拝 を完全に果たし、アッラーに与えられた糧のうち一部をよいことに費やす者たち(にである)。
وَٱلْبُدْنَ جَعَلْنَـٰهَا لَكُم مِّن شَعَـٰٓئِرِ ٱللَّهِ لَكُمْ فِيهَا خَيْرٌۭ ۖ فَٱذْكُرُوا۟ ٱسْمَ ٱللَّهِ عَلَيْهَا صَوَآفَّ ۖ فَإِذَا وَجَبَتْ جُنُوبُهَا فَكُلُوا۟ مِنْهَا وَأَطْعِمُوا۟ ٱلْقَانِعَ وَٱلْمُعْتَرَّ ۚ كَذَٰلِكَ سَخَّرْنَـٰهَا لَكُمْ لَعَلَّكُمْ تَشْكُرُونَ ﴿٣٦﴾
館(カアバ殿)へ捧げられるラクダや牛をわれらは宗教のシンボル的なものとした。あなたたちにとってそれらには宗教的 かつ世俗的な利益がある。それを屠るときには(供儀に捧げるに)相応しい特徴にかなっているかを確認し、暴れないよう に足を縛ったうえで「アッラーの御名において」と唱えよ。供儀を捧げる者たちよ、屠った後でぐったりと倒れたあと は、その一部を食し、遠慮して物乞いしようとしない貧者にわけ与え、それを寄こせと求める貧者にわけ与えよ。あなた たちの荷物を載せたり、あなたたち自身を乗せたりできるようわれらが家畜を従順にしたように、アッラーに近づくため の犠牲として屠る際にもそれらを従順なものとした。きっとあなたたちはそれらの家畜を従順なものとしてくださったこ とに対して、アッラーに感謝するだろう。
لَن يَنَالَ ٱللَّهَ لُحُومُهَا وَلَا دِمَآؤُهَا وَلَـٰكِن يَنَالُهُ ٱلتَّقْوَىٰ مِنكُمْ ۚ كَذَٰلِكَ سَخَّرَهَا لَكُمْ لِتُكَبِّرُوا۟ ٱللَّهَ عَلَىٰ مَا هَدَىٰكُمْ ۗ وَبَشِّرِ ٱلْمُحْسِنِينَ ﴿٣٧﴾
あなたたちの捧げる供儀の肉や血がアッラーに届くのではなく、それらがかれのもとへ高められることはない。そうでは なくて、かれに近づこうとするうえでそのご命令に誠実に従おうとするあなたたちのアッラーを意識するその気持ちがか れのもとへ高められるのである。そのようにアッラーはあなたたちが真理へと導かれたことを感謝してアッラーを称えら れるようにそれら(家畜)を従順なものとされた。使徒よ、主への信仰行為やその被造物との接し方に誠心誠意を尽くす者 たちに、彼らが喜ぶことを告げよ。
۞ إِنَّ ٱللَّهَ يُدَٰفِعُ عَنِ ٱلَّذِينَ ءَامَنُوٓا۟ ۗ إِنَّ ٱللَّهَ لَا يُحِبُّ كُلَّ خَوَّانٍۢ كَفُورٍ ﴿٣٨﴾
本当にアッラーは信者をその敵の悪から守ってくださる。アッラーは信頼を裏切る者、その恵みへの恩義を忘れて感謝し ないだけでなく、かれを憎む者は皆好まれない。
أُذِنَ لِلَّذِينَ يُقَـٰتَلُونَ بِأَنَّهُمْ ظُلِمُوا۟ ۚ وَإِنَّ ٱللَّهَ عَلَىٰ نَصْرِهِمْ لَقَدِيرٌ ﴿٣٩﴾
多神教徒が戦いをしかけてくる信者にアッラーは戦いを許可された。敵が不義を行ったからである。アッラーは信者を戦 いなしで敵に勝たせることもできるが、不信仰者との戦いを通して信者を試みるという英知があったのである。 ページ 6 / 12 بلغ クルアーン · 注釈
ٱلَّذِينَ أُخْرِجُوا۟ مِن دِيَـٰرِهِم بِغَيْرِ حَقٍّ إِلَّآ أَن يَقُولُوا۟ رَبُّنَا ٱللَّهُ ۗ وَلَوْلَا دَفْعُ ٱللَّهِ ٱلنَّاسَ بَعْضَهُم بِبَعْضٍۢ لَّهُدِّمَتْ صَوَٰمِعُ وَبِيَعٌۭ وَصَلَوَٰتٌۭ وَمَسَـٰجِدُ يُذْكَرُ فِيهَا ٱسْمُ ٱللَّهِ كَثِيرًۭا ۗ وَلَيَنصُرَنَّ ٱللَّهُ مَن يَنصُرُهُۥٓ ۗ إِنَّ ٱللَّهَ لَقَوِىٌّ عَزِيزٌ ﴿٤٠﴾
不信仰者が家から追い出した者たちは、何か罪を犯したわけではなく、「我々の主はアッラーであり、他にはいない」と 言っただけであった。もし万が一アッラーが預言者たちや信者たちに敵との戦いを法で定めなかったならば、敵対する者 たちは信仰の場所にまで攻め入っただろう。修道院や教会、シナゴーグやムスリムの礼拝所としてアッラーを数多く思い 起こすマスジドも破壊してしまっただろう。アッラーはその宗教と預言者を助ける者をきっと助けてくださる。本当にア ッラーはその宗教を助ける者を助けるうえで強靭な御方であり、誰もかれを打ち負かすことはできないのである。
ٱلَّذِينَ إِن مَّكَّنَّـٰهُمْ فِى ٱلْأَرْضِ أَقَامُوا۟ ٱلصَّلَوٰةَ وَءَاتَوُا۟ ٱلزَّكَوٰةَ وَأَمَرُوا۟ بِٱلْمَعْرُوفِ وَنَهَوْا۟ عَنِ ٱلْمُنكَرِ ۗ وَلِلَّهِ عَـٰقِبَةُ ٱلْأُمُورِ ﴿٤١﴾
勝利を約束されたこれらの者たちは、敵に勝って落ち着けば礼拝を完全なかたちで捧げ、財産の中から施しを払い、法が 命じることを命じ、禁じることを禁じる者である。アッラーのみにこそ、信賞必罰の万事は帰するのである。 وإن يكذبوكفقد كذبت قبلهم قومنوح وعاد وثمود
وَإِن يُكَذِّبُوكَ فَقَدْ كَذَّبَتْ قَبْلَهُمْ قَوْمُ نُوحٍۢ وَعَادٌۭ وَثَمُودُ ﴿٤٢﴾
使徒よ、たとえあなたの民があなたを拒否しようとも、耐え忍ぶのだ。使徒たちの中で自分の民に拒否されたのはあなた が初めてではない。あなたの民以前にも、ヌーフの民はヌーフを拒否し、アード族はフードを、サムード族はサーリフを 拒否した。 وقوم إ برهيم وقوم لوط
وَقَوْمُ إِبْرَٰهِيمَ وَقَوْمُ لُوطٍۢ ﴿٤٣﴾
イブラーヒームの民はイブラーヒームを拒否し、ルートの民はルートを拒否したのだ。
وَأَصْحَـٰبُ مَدْيَنَ ۖ وَكُذِّبَ مُوسَىٰ فَأَمْلَيْتُ لِلْكَـٰفِرِينَ ثُمَّ أَخَذْتُهُمْ ۖ فَكَيْفَ كَانَ نَكِيرِ ﴿٤٤﴾
マドヤンの者たちはシュアイブを拒否し、ファラオとその民はムーサーを拒否したが、われは彼ら(預言者たちを拒否した 民)を段階的な試練に合わせるために罰を遅らせ、それから彼らを罰したのである。だから彼らに対するわれの否認のあり 方をよく見つめてみよ。われは彼らをその不信仰のせいで滅ぼしたのである。 فكأين من قريةأهلكنها وهى ظالمة فهى خاويةعل عروشها وبئر معط لة وقصر مشيد
فَكَأَيِّن مِّن قَرْيَةٍ أَهْلَكْنَـٰهَا وَهِىَ ظَالِمَةٌۭ فَهِىَ خَاوِيَةٌ عَلَىٰ عُرُوشِهَا وَبِئْرٍۢ مُّعَطَّلَةٍۢ وَقَصْرٍۢ مَّشِيدٍ ﴿٤٥﴾
不信仰で不義をなしたためにわれらが徹底的な懲罰で滅ぼし、誰一人住人のいなくなった村、枯れ果てた井戸、懲罰を前 には何の役にも立たなかった絢爛豪華な高くそびえたつ城のなんと多いことか。
أَفَلَمْ يَسِيرُوا۟ فِى ٱلْأَرْضِ فَتَكُونَ لَهُمْ قُلُوبٌۭ يَعْقِلُونَ بِهَآ أَوْ ءَاذَانٌۭ يَسْمَعُونَ بِهَا ۖ فَإِنَّهَا لَا تَعْمَى ٱلْأَبْصَـٰرُ وَلَـٰكِن تَعْمَى ٱلْقُلُوبُ ٱلَّتِى فِى ٱلصُّدُورِ ﴿٤٦﴾
使徒がもたらしたものを拒否するこれらの者たちは、各地を旅して滅んだ村の数々の遺跡を訪れ、教訓を得るべく頭を働 かせて考え、先人の物語を聞くうえで学ぼうとはしなかったのか。盲目な者とは、目が見えない者のことをいうのではな く、教訓も学びも得られずにわざと自分を破滅へと追いやる、心眼の見えない者のことである。 ページ 7 / 12 بلغ クルアーン · 注釈
وَيَسْتَعْجِلُونَكَ بِٱلْعَذَابِ وَلَن يُخْلِفَ ٱللَّهُ وَعْدَهُۥ ۚ وَإِنَّ يَوْمًا عِندَ رَبِّكَ كَأَلْفِ سَنَةٍۢ مِّمَّا تَعُدُّونَ ﴿٤٧﴾
使徒よ、あなたの民のうち不信仰者は彼らが警告されたこの世で先に与えられる懲罰やあの世で後回しにされる懲罰を急 かす。アッラーが約束を違えることはない。先に与えられたものとしては、バドルの日に起きたことがある。あの世での 懲罰は、激しい懲罰のあまり1日がこの世の千日に相当するかのようである。
وَكَأَيِّن مِّن قَرْيَةٍ أَمْلَيْتُ لَهَا وَهِىَ ظَالِمَةٌۭ ثُمَّ أَخَذْتُهَا وَإِلَىَّ ٱلْمَصِيرُ ﴿٤٨﴾
すぐには懲罰を与えず、不信仰で不義をなしたために段階的な試練を与えるものとしてわれが時間の猶予を与えた村がど れほどあったことか。そうして彼らには徹底的な懲罰を下したのである。審判の日には、われにのみ彼ら(人間)の帰りど ころがあり、不信仰には常なる懲罰でもって報いよう。
قُلْ يَـٰٓأَيُّهَا ٱلنَّاسُ إِنَّمَآ أَنَا۠ لَكُمْ نَذِيرٌۭ مُّبِينٌۭ ﴿٤٩﴾
言いなさい、「人々よ、私はあなた方への警告者として私が遣わされたものを伝えるだけ。私の警告は明らかなもの。」
فَٱلَّذِينَ ءَامَنُوا۟ وَعَمِلُوا۟ ٱلصَّـٰلِحَـٰتِ لَهُم مَّغْفِرَةٌۭ وَرِزْقٌۭ كَرِيمٌۭ ﴿٥٠﴾
アッラーを信じて善行を行う者には、罪に対する主のお赦しがあり、天国では尽きることのない良い糧があるだろう。
وَٱلَّذِينَ سَعَوْا۟ فِىٓ ءَايَـٰتِنَا مُعَـٰجِزِينَ أُو۟لَـٰٓئِكَ أَصْحَـٰبُ ٱلْجَحِيمِ ﴿٥١﴾
われらの印を拒否することに勤しむ者は、アッラーの力を引き留めて懲罰を受けずに済むと思っているが、彼らこそ火獄 の民であり、友がいつも連れ添うように火獄にまとわりつかれるだろう。
وَمَآ أَرْسَلْنَا مِن قَبْلِكَ مِن رَّسُولٍۢ وَلَا نَبِىٍّ إِلَّآ إِذَا تَمَنَّىٰٓ أَلْقَى ٱلشَّيْطَـٰنُ فِىٓ أُمْنِيَّتِهِۦ فَيَنسَخُ ٱللَّهُ مَا يُلْقِى ٱلشَّيْطَـٰنُ ثُمَّ يُحْكِمُ ٱللَّهُ ءَايَـٰتِهِۦ ۗ وَٱللَّهُ عَلِيمٌ حَكِيمٌۭ ﴿٥٢﴾
使徒よ、われらがあなた以前に使徒や預言者を遣わしてアッラーの書を読み上げると、決まって悪魔がその読誦に啓示と 勘違いするような人々を惑わすものを投げ込んだ。そこでアッラーは悪魔が投げ込むものを無効とされ、かれの印を確か なものとされるのである。アッラーは全知なる御方であり、かれにとって不鮮明なものは何一つない。創造、構想、計画 全てにおいて英明なる御方である。
لِّيَجْعَلَ مَا يُلْقِى ٱلشَّيْطَـٰنُ فِتْنَةًۭ لِّلَّذِينَ فِى قُلُوبِهِم مَّرَضٌۭ وَٱلْقَاسِيَةِ قُلُوبُهُمْ ۗ وَإِنَّ ٱلظَّـٰلِمِينَ لَفِى شِقَاقٍۭ بَعِيدٍۢ ﴿٥٣﴾
悪魔が預言者の読誦に投げ込むのは、アッラーが偽信者や多神教徒のうち心が頑なになった者への試練としてそれを変え るためである。偽信者や多神教徒で不義をなす者は、アッラーとその使徒との敵対関係にあり、真理や正導からは遠く離 れてしまっている。 ページ 8 / 12 بلغ クルアーン · 注釈
وَلِيَعْلَمَ ٱلَّذِينَ أُوتُوا۟ ٱلْعِلْمَ أَنَّهُ ٱلْحَقُّ مِن رَّبِّكَ فَيُؤْمِنُوا۟ بِهِۦ فَتُخْبِتَ لَهُۥ قُلُوبُهُمْ ۗ وَإِنَّ ٱللَّهَ لَهَادِ ٱلَّذِينَ ءَامَنُوٓا۟ إِلَىٰ صِرَٰطٍۢ مُّسْتَقِيمٍۢ ﴿٥٤﴾
صرط م ستقيم アッラーに知識を授けられた者はムハンマドに啓示されたクルアーンこそがアッラーの啓示された真理であると確信せ よ。使徒よ、だから彼らはそれでさらに信仰を高め、かれに心を従わせ、かれを恐れよ。本当にアッラーは信者をその従 順さに報いて曲がったところのない真っすぐな道へと導いてくださる御方である。
وَلَا يَزَالُ ٱلَّذِينَ كَفَرُوا۟ فِى مِرْيَةٍۢ مِّنْهُ حَتَّىٰ تَأْتِيَهُمُ ٱلسَّاعَةُ بَغْتَةً أَوْ يَأْتِيَهُمْ عَذَابُ يَوْمٍ عَقِيمٍ ﴿٥٥﴾
アッラーを信じようとせず、その使徒を拒否する者はいまだにアッラーがあなたにクルアーンで啓示したものを疑ってい る。そのまま突然最後の時(あるいは慈悲も善もない懲罰、すなわちかれらにとっての審判の日)がやって来るまでそう あり続けるのである。
ٱلْمُلْكُ يَوْمَئِذٍۢ لِّلَّهِ يَحْكُمُ بَيْنَهُمْ ۚ فَٱلَّذِينَ ءَامَنُوا۟ وَعَمِلُوا۟ ٱلصَّـٰلِحَـٰتِ فِى جَنَّـٰتِ ٱلنَّعِيمِ ﴿٥٦﴾
王権は審判の日(すなわちこれらの者が警告されていた懲罰がやって来るその日)にはアッラーにのみあり、覇権を争う 者はない。至高なるかれは信者と不信仰者の間をそれぞれに相応しいかたちで裁かれる。アッラーを信じて善い行いをす る者には、尽きることのない恵みの天国という偉大な報奨がある。
وَٱلَّذِينَ كَفَرُوا۟ وَكَذَّبُوا۟ بِـَٔايَـٰتِنَا فَأُو۟لَـٰٓئِكَ لَهُمْ عَذَابٌۭ مُّهِينٌۭ ﴿٥٧﴾
だが、アッラーを信じようせず、われらの使徒に下された印を拒否する者には、火獄でアッラーの辱めにあわせられる恥 辱的な懲罰がある。
وَٱلَّذِينَ هَاجَرُوا۟ فِى سَبِيلِ ٱللَّهِ ثُمَّ قُتِلُوٓا۟ أَوْ مَاتُوا۟ لَيَرْزُقَنَّهُمُ ٱللَّهُ رِزْقًا حَسَنًۭا ۚ وَإِنَّ ٱللَّهَ لَهُوَ خَيْرُ ٱلرَّٰزِقِينَ ﴿٥٨﴾
アッラーのご満悦を求め、自分の宗教を大切にしようと自分の家や故郷を離れ、かれの道におけるジハードで殺されるか 死んでしまうかした者には、アッラーが天国で尽きることのない良い糧を与えてくださるだろう。本当にアッラーは糧を 与える者の中でも最良の御方。
لَيُدْخِلَنَّهُم مُّدْخَلًۭا يَرْضَوْنَهُۥ ۗ وَإِنَّ ٱللَّهَ لَعَلِيمٌ حَلِيمٌۭ ﴿٥٩﴾
アッラーは彼らが満足する天国に入れてくださる。本当にアッラーは彼らの行いもその意図も知っておられ、彼らがやり 過ぎたことを懲罰で急かされなかった温和な御方である。
۞ ذَٰلِكَ وَمَنْ عَاقَبَ بِمِثْلِ مَا عُوقِبَ بِهِۦ ثُمَّ بُغِىَ عَلَيْهِ لَيَنصُرَنَّهُ ٱللَّهُ ۗ إِنَّ ٱللَّهَ لَعَفُوٌّ غَفُورٌۭ ﴿٦٠﴾
ここで言及されたのは、アッラーの道における移住者の天国入りと敵対者には罪を負うことなく同じように敵対してよい という許可である。敵対者が敵対行為を繰り返すなら、アッラーは敵対行為を受けた側を助けてくださり、信者の罪を帳 消しにし、何度も赦してくださるのである。 ページ 9 / 12 بلغ クルアーン · 注釈
ذَٰلِكَ بِأَنَّ ٱللَّهَ يُولِجُ ٱلَّيْلَ فِى ٱلنَّهَارِ وَيُولِجُ ٱلنَّهَارَ فِى ٱلَّيْلِ وَأَنَّ ٱللَّهَ سَمِيعٌۢ بَصِيرٌۭ ﴿٦١﴾
敵対行為を受けた側の助けがあるのは、アッラーが万能なる御方だからである。かれの力を示すものには、昼夜の入替を それぞれ長短の差と共になされるということがあり、アッラーは僕たちの言葉を聞き、その行いを知る御方である。かれ にとって不鮮明なことは何一つなく、行いに応じて報いられる。
ذَٰلِكَ بِأَنَّ ٱللَّهَ هُوَ ٱلْحَقُّ وَأَنَّ مَا يَدْعُونَ مِن دُونِهِۦ هُوَ ٱلْبَـٰطِلُ وَأَنَّ ٱللَّهَ هُوَ ٱلْعَلِىُّ ٱلْكَبِيرُ ﴿٦٢﴾
ここで言及されたアッラーのお力による昼夜の入替は、アッラーが真実なる御方だからである。よってその教えも真理で あり、その約束も真理であり、かれの信者たちへの援助も真理である。だが、多神教徒がアッラー以外の偶像を崇めるの は根拠のない虚偽であり、アッラーこそはその被造物にその本質においても力においても優れ、威厳と尊厳、荘厳さをお 持ちの大いなる御方である。
أَلَمْ تَرَ أَنَّ ٱللَّهَ أَنزَلَ مِنَ ٱلسَّمَآءِ مَآءًۭ فَتُصْبِحُ ٱلْأَرْضُ مُخْضَرَّةً ۗ إِنَّ ٱللَّهَ لَطِيفٌ خَبِيرٌۭ ﴿٦٣﴾
使徒よ、アッラーが空から雨を降らし、雨が降った後で大地が生い茂る植物によって緑色になるのを見なかったか。アッ ラーは雨を降らし、大地に植物を茂らせる、僕たち(人間)に優しい御方であり、不鮮明なことは何一つなく、彼らにとっ て何が本当に役立つかを熟知した御方である。
لَّهُۥ مَا فِى ٱلسَّمَـٰوَٰتِ وَمَا فِى ٱلْأَرْضِ ۗ وَإِنَّ ٱللَّهَ لَهُوَ ٱلْغَنِىُّ ٱلْحَمِيدُ ﴿٦٤﴾
かれにのみ諸天と大地の王権は属す。本当にアッラーこそは被造物の何ものをも必要とされない満ち足りた御方であり、 万事において称えられる御方である。
أَلَمْ تَرَ أَنَّ ٱللَّهَ سَخَّرَ لَكُم مَّا فِى ٱلْأَرْضِ وَٱلْفُلْكَ تَجْرِى فِى ٱلْبَحْرِ بِأَمْرِهِۦ وَيُمْسِكُ ٱلسَّمَآءَ أَن تَقَعَ عَلَى ٱلْأَرْضِ إِلَّا بِإِذْنِهِۦٓ ۗ إِنَّ ٱللَّهَ بِٱلنَّاسِ لَرَءُوفٌۭ رَّحِيمٌۭ ﴿٦٥﴾
使徒よ、アッラーがあなたと人々の必要を満たし、役立てられるよう、地上の家畜や鉱物を従わせてくださり、海を行く 船をそのご命令であなた方が国から国へと移動できるようにしてくださり、地上に勝手に落ちないように天を支えてくだ さっているのがわからないか。お許しになりさえすれば、天は地上に落ちてきてしまうのである。地上で(人による)罪悪 があるにもかかわらず、本当にアッラーは人々に対して慈悲深く情け深い御方。
وَهُوَ ٱلَّذِىٓ أَحْيَاكُمْ ثُمَّ يُمِيتُكُمْ ثُمَّ يُحْيِيكُمْ ۗ إِنَّ ٱلْإِنسَـٰنَ لَكَفُورٌۭ ﴿٦٦﴾
アッラーこそはあなた方を無から有へと生を授けてくださった御方であり、寿命が尽きればあなた方を死なせ、それから 死後に生前の行いを清算して報いるためにまたあなた方を蘇らせる。本当に人間はアッラーの恩恵が明らかなのにもかか わらず、他のものを崇めることで大きな不義理をなしている。
لِّكُلِّ أُمَّةٍۢ جَعَلْنَا مَنسَكًا هُمْ نَاسِكُوهُ ۖ فَلَا يُنَـٰزِعُنَّكَ فِى ٱلْأَمْرِ ۚ وَٱدْعُ إِلَىٰ رَبِّكَ ۖ إِنَّكَ لَعَلَىٰ هُدًۭى مُّسْتَقِيمٍۢ ﴿٦٧﴾
全ての宗教の信奉者に教えを定めた。だから彼らはそれに従っているのである。使徒よ、彼らは間違っており、あなたの ほうが正しいのだから、多神教徒や異教徒とあなたの教えについて言い争ってはならない。人々をアッラーのみに純真に お仕えする信仰へといざなえ。あなたは曲がったところのない、真っ直ぐな道にあるのだ。 ページ 10 / 12 بلغ クルアーン · 注釈
وَإِن جَـٰدَلُوكَ فَقُلِ ٱللَّهُ أَعْلَمُ بِمَا تَعْمَلُونَ ﴿٦٨﴾
証拠が明らかになってなお信仰を拒み議論するようなら、彼らの事はアッラーにお任せし、警告として言うがよい。「ア ッラーはあなた方のすることを知っておられます。あなた方の行いでかれにわからないことは何一つなく、行いに応じて 報いられるのです。」
ٱللَّهُ يَحْكُمُ بَيْنَكُمْ يَوْمَ ٱلْقِيَـٰمَةِ فِيمَا كُنتُمْ فِيهِ تَخْتَلِفُونَ ﴿٦٩﴾
アッラーは僕たち、すなわち信者と不信仰者とを宗教において生前違えていたことにつき、審判の日に裁かれる。
أَلَمْ تَعْلَمْ أَنَّ ٱللَّهَ يَعْلَمُ مَا فِى ٱلسَّمَآءِ وَٱلْأَرْضِ ۗ إِنَّ ذَٰلِكَ فِى كِتَـٰبٍ ۚ إِنَّ ذَٰلِكَ عَلَى ٱللَّهِ يَسِيرٌۭ ﴿٧٠﴾
使徒よ、アッラーにとっては天地にあることも、またその間にあることも何一つ不鮮明なことはなく、その知は全て庇護 された碑版に記録されており、アッラーにとっては全てが容易だということを知らなかったか。
وَيَعْبُدُونَ مِن دُونِ ٱللَّهِ مَا لَمْ يُنَزِّلْ بِهِۦ سُلْطَـٰنًۭا وَمَا لَيْسَ لَهُم بِهِۦ عِلْمٌۭ ۗ وَمَا لِلظَّـٰلِمِينَ مِن نَّصِيرٍۢ ﴿٧١﴾
多神教徒はアッラー以外に偶像を崇めているが、かれの諸啓典でその根拠となるものを下されたことはなく、知識として (偶像崇拝の)証となるものはない。彼らの拠り所は祖先への盲目的な踏襲であり、不義をなす者をアッラーの懲罰から防 いでくれる援助者はいないのである。
وَإِذَا تُتْلَىٰ عَلَيْهِمْ ءَايَـٰتُنَا بَيِّنَـٰتٍۢ تَعْرِفُ فِى وُجُوهِ ٱلَّذِينَ كَفَرُوا۟ ٱلْمُنكَرَ ۖ يَكَادُونَ يَسْطُونَ بِٱلَّذِينَ يَتْلُونَ عَلَيْهِمْ ءَايَـٰتِنَا ۗ قُلْ أَفَأُنَبِّئُكُم بِشَرٍّۢ مِّن ذَٰلِكُمُ ۗ ٱلنَّارُ وَعَدَهَا ٱللَّهُ ٱلَّذِينَ كَفَرُوا۟ ۖ وَبِئْسَ ٱلْمَصِيرُ ﴿٧٢﴾
ه クルアーンの章句を彼らに明確に読み上げると、アッラーを信じない者の顔のしかめ面からありありと彼らの拒絶が見て とれ、怒りのあまりわれらの印を読み上げる者に襲いかかりそうなほどである。使徒よ、彼らに言うがよい。「あなた方 の苛立ちやしかめ面よりも酷いことをお伝えしましょうか。それはアッラーが不信仰者を入れると約束された火獄です。 そこに落とされる者の行末のなんとおぞましいことでしょう。」
يَـٰٓأَيُّهَا ٱلنَّاسُ ضُرِبَ مَثَلٌۭ فَٱسْتَمِعُوا۟ لَهُۥٓ ۚ إِنَّ ٱلَّذِينَ تَدْعُونَ مِن دُونِ ٱللَّهِ لَن يَخْلُقُوا۟ ذُبَابًۭا وَلَوِ ٱجْتَمَعُوا۟ لَهُۥ ۖ وَإِن يَسْلُبْهُمُ ٱلذُّبَابُ شَيْـًۭٔا لَّا يَسْتَنقِذُوهُ مِنْهُ ۚ ضَعُفَ ٱلطَّالِبُ وَٱلْمَطْلُوبُ ﴿٧٣﴾
人々よ、たとえが挙げられたからにはそれに耳を傾け、教訓を得ようとせよ。あなた方がアッラー以外に崇める偶像など は、ハエほど小さなものですらつくることはできない。たとえ万が一彼らが徒党を組んでそれをつくろうとしてもつくれ はしない。またもしハエが彼らのもとにある良いものを摂取したとしても、彼らがそれを取り返すことはできない。ハエ の創造もかなわず、ハエが摂取するものを取り返すこともできないのは、それ以上のことができない証でもある。それな のにあなた方は一体なぜアッラー以外のものをそれが不能な存在であるにもかかわらず崇めるのか。ハエが摂取したもの を取り返すこともできない偶像神といった求める者も弱く、ハエというこの求められる者も弱いのである。
مَا قَدَرُوا۟ ٱللَّهَ حَقَّ قَدْرِهِۦٓ ۗ إِنَّ ٱللَّهَ لَقَوِىٌّ عَزِيزٌ ﴿٧٤﴾
彼らはアッラーを崇めるにも、かれの被造物を共に崇めることで正しい崇め方をしない。本当にアッラーは強靭な御方で あり、そのお力によって諸天と大地、その間にあるものをお創りになられた。弱くて何も創ることのできない、多神教徒 ページ 11 / 12 بلغ クルアーン · 注釈 たちの偶像とは異なり、誰にも打ち負かすことのできない威力並びなき御方。
ٱللَّهُ يَصْطَفِى مِنَ ٱلْمَلَـٰٓئِكَةِ رُسُلًۭا وَمِنَ ٱلنَّاسِ ۚ إِنَّ ٱللَّهَ سَمِيعٌۢ بَصِيرٌۭ ﴿٧٥﴾
至高のアッラーは天使の中から使徒をお選びになるように、人間の中からも使徒をお選びになる。たとえばジブリールを ある使徒に遣わしたように、ある天使たちを預言者たちに遣わし、使徒たちを人間に遣わされる。本当にアッラーは多神 教徒が使徒について何を言っているか聴いておられ、メッセージを誰に与えるかも見ておられる。
يَعْلَمُ مَا بَيْنَ أَيْدِيهِمْ وَمَا خَلْفَهُمْ ۗ وَإِلَى ٱللَّهِ تُرْجَعُ ٱلْأُمُورُ ﴿٧٦﴾
至高なるかれは天使や人間の使徒を創造される前から、彼らが死んだ後に至るまでよくご存知である。審判の日には、万 事がかれにのみ帰するのである。かれはその僕たちを遣わし、その行いに応じて報いられる。
يَـٰٓأَيُّهَا ٱلَّذِينَ ءَامَنُوا۟ ٱرْكَعُوا۟ وَٱسْجُدُوا۟ وَٱعْبُدُوا۟ رَبَّكُمْ وَٱفْعَلُوا۟ ٱلْخَيْرَ لَعَلَّكُمْ تُفْلِحُونَ ۩ ﴿٧٧﴾
アッラーを信じてかれが定めたことを実践する者よ、アッラーだけに礼拝を捧げ、跪拝せよ。望むものを得て、恐れるも のから救われるよう、施しや近親の絆を結ぶことなどの善行をせよ。
وَجَـٰهِدُوا۟ فِى ٱللَّهِ حَقَّ جِهَادِهِۦ ۚ هُوَ ٱجْتَبَىٰكُمْ وَمَا جَعَلَ عَلَيْكُمْ فِى ٱلدِّينِ مِنْ حَرَجٍۢ ۚ مِّلَّةَ أَبِيكُمْ إِبْرَٰهِيمَ ۚ هُوَ سَمَّىٰكُمُ ٱلْمُسْلِمِينَ مِن قَبْلُ وَفِى هَـٰذَا لِيَكُونَ ٱلرَّسُولُ شَهِيدًا عَلَيْكُمْ وَتَكُونُوا۟ شُهَدَآءَ عَلَى ٱلنَّاسِ ۚ فَأَقِيمُوا۟ ٱلصَّلَوٰةَ وَءَاتُوا۟ ٱلزَّكَوٰةَ وَٱعْتَصِمُوا۟ بِٱللَّهِ هُوَ مَوْلَىٰكُمْ ۖ فَنِعْمَ ٱلْمَوْلَىٰ وَنِعْمَ ٱلنَّصِيرُ ﴿٧٨﴾
و そしてアッラーの道において純真な気持ちで懸命に努力せよ。かれこそがあなた方を選び、あなた方の宗教を窮屈で厳し くならないよう寛容なものとされたのである。この寛容な教えこそがあなた方の父祖イブラーヒームの教えであり、アッ ラーはあなた方のことを以前の啓典でもクルアーンにおいてもムスリムと呼ばれたのである。それは使徒が伝えるべき事 を伝えたとあなた方への証人となり、使徒たちは過去に伝えるべき事を伝えたのを以前の民にあなた方が証言するため。 だから礼拝を完全なかたちで捧げ、財産から施しを払い、アッラーに縋り、諸事においてかれを頼みとせよ。至高なるか れは信者を守る最良の守護者であり、助けを求める者を助ける最良の援助者である。かれに任せよ、そうすればかれが面 倒を見てくださる。かれに助けを求めよ。そうすればかれが助けてくださるだろう。 出典:クルアーン簡潔注釈 — タフスィール研究センター ページ 12 / 12
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